県立田方農業高等学校視察

2014年08月05日

田方農業高等学校の敷地内には、平成21年4月に沼津特別支援学校伊豆田方分校(高等部)が設置され、特別支援学校の狭隘化が解消されるとともに、共生・共育が推進されています。
共生・共育への取り組みの状況や、田方農業高等学校での実学を生かした特色ある取り組みについて視察調査してまいりました。
田方農業高校ライフデザイン科(生徒数123名)のセラピーコースの生徒が、園芸作物等の特性と利用とあわせて、植物を活用したユニバーサル園芸を学ぶ中、敷地内の沼津特別支援学校伊豆田方分校の生徒(32人、4学級)と互いに尊重し合える関係を作り上げることを目標とした共同授業が行われています。
農業高校との共生・共育の成果で生徒のスキルが高く。一般的な支援学級では3から4割である就職率が
6から7割程度と他の支援学級に比べると高めとなっている現状や、分校との共生・共育を通して、農業高校の生徒の中に福祉の仕事を目指す生徒も出てくるなどの効果についても視察してまいりました。