北方領土問題に対する国民の関心と理解をさらに深めるために、政府は昭和56年1月6日閣議了解により、毎年2月7日を「北方領土の日」とすることを決めました。
2月7日は、安政元年(1855年)伊豆下田において日魯通行条約が調印された日で、平和的な話し合いによって、両国の国境を択捉島とウルップ島との間に定められ、
択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島が日本の領土であることが国際的にも明確にされました。
北方領土は、北の海に浮かぶ小島の印象ですが、総面積は千葉県や愛知県にほぼ匹敵する広大な地域です。
今年度、北方領土をテーマに自民改革会議の「北方領土を考える議員連盟」では、
2月1日、県庁の議員総会室で講師の鈴木貴子自民党衆議院議員と
オンラインで結び、リモートの講演会を開催しました。
鈴木貴子議員は、北方領土の元島民は解決に向けた現実的な進展を望んでいるとし、「領土問題は双方に言い分けがある。実益を考え、大局的な判断が必要だ。1日も早い解決に向けて発信したい」と述べられました。
公益社団法人 千島歯舞諸島居住者連盟によると、県内に10人の元島民がいるとのことです。
毎年2月7日は『北方領土の日』です
2021年02月05日