警視庁及び道府県警察本部の刑事部には科学捜査研究所が設置され、科学捜査の鑑定等を行っています。
近年のDNA型鑑定の精度向上により鑑定結果の重要性が高まっており、さらに裁判員制度の導入により物証の重要性が増しています。
静岡県の科学捜査研究所における鑑定等の状況について視察してまいりました。
専門の科に分かれ鑑定が行われ、平成24年度には計10、019件、平成25年度には12、124件の鑑定が行われました。
DNA鑑定やポリグラフの最新の状況や、問題となっている脱法ハーブと呼ばれているものついても、その種の植物が存在しているわけではなく、植物に覚醒剤に似た症状を引き起こす化学配合物をふりかけ、混ぜてあるものであり植物そのものには毒性はないことや、配合物については規制をかけるが、規制をかけると新たな配合によるものが出てきて規制出来ずいたちごっこの状態であることについても学んでまいりました。
科学捜査研究所視察
2014年08月01日