「水産振興に関する条例検討」のため、関連団体との事前会議を行いました。

2018年05月10日

静岡県議会からはわたくし良知を含め4名が参加。
県の水産部からは2名の参加がありました。
県内水産関係団体の皆様から、切実かつ貴重なご意見を頂きました。

〇「水産王国静岡」を目指して
近年本県水産資源状況の悪化やそれに伴う漁業就業者や水産加工業者の減少が顕著であり、また、
国内外の他産地との競合も激化している中においては、現状のままでは今後の発展に重大な懸念を抱かざるを得ない状況です。
県、市町を始めとして漁業、水産流通業、水産加工業、水産食品小売業、さらには造船業までを含めた県下の全ての水産関係者が互いに緊密な連携をとりながら、本県水産業が置かれたこの困難な状況に立ち向かっていくことが大切と感じています。
そして、本県の恵まれた水産資源や優れた水産加工技術をフル活用し、担い手の確保・育成にも努めながら、
さらには魅力ある自然環境を生かして観光業等他産業とも連携して、それぞれの立場で、既成概念にとらわれず
新たな価値の創造に挑み、消費者の評価を得る取組を進めることこそ、「水産王国静岡」たる本県水産業を復活
させることにつながると考えています。

今後も、水産関係者によって、創意工夫を生かした新たな取組が活発に行われ、時代の要請に応えて着実に発展を続ける「新たな水産王国静岡」の創造を目指すために、県として何をすべきか引き続き皆様の声をお伺いし、行動してまいります。