平成28年度静岡県緊急消防援助隊合同訓練に参加させていただきました。
緊急消防援助隊とは、平成7年の阪神・淡路大震災を契機に創設され、地震などの大規模災害が発生した際に、被災地の要請を受け、被災地以外の都道府県から消火・救助・救急などの応援を行う部隊です。
平成28年4月現在、全国726消防本部から5,301隊が登録されており、静岡県内では、145隊が登録されています。今回は、7時30分ごろ、静岡県中部で地震が発生し、藤枝、焼津市内では、震度6弱以上の揺れを観測し、甚大な被害が発生した想定で行われました。今回は、地震による津波の発生はない想定でしたが、焼津会場である焼津漁港新港では、石油タンク火災対応訓練が行われました。最近の和歌山での火事もありましたが、石油タンク火災はライフラインとしての視点を含め非常に重要な課題であると思います。
各部隊の行動要領の再確認と連携強化を目的とした緊迫した訓練が行われました。災害発生時の想定についても様々な視点を持つことの大切さを再確認致しました。