県では浜岡原発の運転開始前の昭和47年4月から環境放射能調査業務を開始し、昭和56年12月に現在の環境放射線監視センターを開設しています。福島原発の事故を受け、モニタリングポストを設置する区域が拡大されたことから、平成24年度には新たに12箇所が設置されました。
県内唯一の専門機関として、浜岡原子力発電所周辺地域を中心に環境の放射線や放射能の調査を行ない、また環境放射能測定法の検討などの調査研究を行うと共に、使用済燃料等を輸送する際の放射線測定や原子力発電所事故等の緊急事態に対応するため、モニタリング要因に対する研修・訓練を実施しています。
なお、県及び周辺4市と中部電力との間の「浜岡原子力発電所の安全確保等に関する協定書」により、周辺環境の放射能調査も行っています。
密接な関連があるオフサイトセンターの移設による動向や、監視により得られた環境放
射線の情報の公表体制にについてや、SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測)からの情報との関連についても確認してまいりました。